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スコットランド住民投票 最終盤まできっ抗か

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スコットランド住民投票 最終盤まできっ抗か

 

イギリス連合王国北部のスコットランドの独立

の賛否を問う住民投票は、投票日前14日の日曜日

も、賛成派、反対派の双方が各地で支持を訴え、

両支持層がほぼ互角の状態で最終盤を迎えること

になりそうです。

 

18-11

 

今月18日にスコットランドでは、イギリス連合

からの独立の賛否を問う住民投票が行われる予定で、

投票前最後の日曜日となった14日、最大の都市

グラスゴーでは、賛成派、反対派の支持者たち双方

が街頭に出て支持を訴えました。

 

独立賛成派の先頭に立つ、スコットランド民族党の

スタージャン副党首は「私たちは自分たちの将来を

他人に任せるのではなく、自分達の事として自分たちで

決める必要がある。

 

さあ、やりましょうと訴え、支持者から盛んな

拍手を浴びていました。

 

演説を聞いた女性は経済を発展させて、公平で

今よりさらに良いスコットランドにしたい。

投票のあとは街頭に出て前祝いしたいですね

と独立派の勝利を確信していました。

 

 一方、独立反対派の先導役である、前イギリス

財務相ダーリング氏はBBCテレビで、独立すれば

経済の混乱は避けられないとし「スコットランド

議会にさらに強い権限を移譲することで、今まで通り

イギリスの一員であっても我々が望む変化は起こせる

と訴えていました。

 

週末に出された各社の世論調査では、

独立に賛成と反対がそれぞれ優位だと

する正反対の結果が伝えられており、

支持がほぼきっ抗したまま、住民投票は

最終盤を迎えることになりそうです。

 

イギリスがイングランド、スコットランド、

ウェールズ、そして北アイルランドの「連合王国」

であることを理解している人は間違いなく

少数派ではないでしょうか。

 

「連合」王国を構成する4つの王国は「異なる君主」

を抱き「異なる歴史」を積み重ねてきました。

4つの王国は国が違うわけですから、当然のこと

各国お互いの国益が衝突し、時には「戦争」に至る

こともありました。

最も良く知られている争いが、スコットランド女王

メアリー・ステュアートと、イングランド女王

エリザベス1世の間で繰り広げられたイングランド

王位継承問題です。

 

それぞれに、異なる歴史を持つ国同士が連合をし

一つの王国となっていると言うのは、我々

日本国民には絶対に実感も想像もできないと

思いますね

 

スコットランドが現在の「連合王国」の一員

となったのは、イングランドとスコットランド

が1706年に合意し、その翌年に両国議会が

可決した「連合法」成立以降のことです。

結局、スコットランドは過去300年間、

連合王国の構成国の一つだったのです。

 

エリザベス女王は、スコットランドの住民投票を前に、

「スコットランドの人々が将来について慎重に

考えるよう望んでいる」 と、発言しました。

 

同様に振り返ると、クリミア半島のロシアの編入も、

「住民投票」による国境線の変更でしたが、クリミア

がロシア領になったことを、世界各国は認めていま

せん。

 

いずれにせよ今後の世界では、クリミアやスコットランド

の事例に見られる様に、これまで以上に「国境線」が意識

される時代になって行くのではないかと考えます。

 

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