旬な話題 ニュース 盛り

旬な話題

厳美渓

読了までの目安時間:約 3分

 

厳美渓

S-5

栗駒山を水源とする、厳美渓(げんびけい)は、

岩手県一関市にある磐井川中流の渓谷である。

 

1927年(昭和2年)に国の名勝及び天然記念物

に指定された、全長2Km。

 

s-1

 

厳美渓周辺は空中写真で見ると、周囲は水田や

畑が広がる比較的平坦な地形になっている。

 

さらに、同市内の東部には猊鼻渓(国の名勝)

という地名が類似した渓谷がある。

 

s-3

 

一帯を治めた伊達政宗もこの地を賛美して

おり、古くから景勝地として親しまれている。

 

明治天皇も東北巡幸の1877年(明治10年)8月

には、立ち寄っているほか、幸田露伴近代の文人、

もこの厳美渓を訪れ、紀行文を記している。

 

1095年頃に藤原清衡が平泉に居を構えたのが

始まりで12世紀に奥洲の都として栄えた平泉

(ひらいずみ)に近く、戦後になって平泉が

観光地として人気が出たため、それに伴い

厳美渓も観光客が急増した。

 

s-4

 

現在も、県南部有数の観光地であり、年間

約90万人が訪れると言う。

 

厳美渓は栗駒山の噴火によって堆積しつぶれた軽石

火山礫を多量に含む、デイサイト質凝灰岩が、

磐井川の水流によって浸食され、形成された

ものである。

 

奇岩、瀑布、深淵と様々な表情を見せるが、

特に川底には発達した甌穴が多数確認

される。

 

これは、地質学上にも貴重なもので、

巨石の隙間を流れた礫(小石)が水流

の中で暴れて弧を描き、岩盤を球状に

削って出来た物。

 

郭公だんご、空飛ぶだんご

 

厳美渓では、郭公だんごが「空飛ぶだんご」

として知られる名物となっている。

 

s-2

 

これは渓谷の休憩所に設けられてあり、

ワイヤーロープで繋いだ籠に代金を入れ

合図の板を叩くと、対岸の店が注文を

聞いて、だんごと茶を提供してくれる

というものである。

 

団子は、みたらし・ごま・あんが主に販売

されており、「空とぶ団子」では三本セット

で売られている。

 

この記事に関連する記事一覧

comment closed

トラックバックURL: 
2017年11月
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930